自費出版の文芸社 出版詐欺商法とは

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自費出版とは

自費出版とは、詩や小説、論文などの文章の執筆者、写真などであればその撮影者など、著者本人が費用を負担して出版する事で、紙媒体の書籍以外に、昨今ではPDFファイルなどの「E-BOOK」と呼ばれる電子書籍などでも販売されています。

同人誌や趣味で作った絵本、自分史・自伝、漫画など、比較的狭い範囲で流通しています。


一般の有人書店や「amazon(アマゾン)」などのWEB書店で、普段目にする書籍などの出版物は、出版社が編集や製本販売営業などの費用を負担している「商業出版」と呼ばれるもので、自費出版と区別されます。


もともと自費出版とは、会社や団体などが沿革史や記念誌を製本する「企業出版」や、郷土史、個人の詩句・自分史自伝・同人誌などの漫画・アルバムに近い写真集・画集などある程度限られた人間に配る事を目的とした出版物がほとんどでした。

市場で販売・流通させても利益にならない自費出版による出版物は、当然多くの出版社では編集から製本までの、出版に関る作業を引き受ける事も稀で、印刷会社が個人から請け負う形で製本される事がほとんどでした。


自費出版とは、市場で販売して利益を期待できない、流通させる事を目的としていない出版物なわけですね。

流通させるという部分で、自費出版を考えている人が知っておかなくてはならない事は、商業出版では出版社が宣伝営業してくれるという事です。

商売をしていたりしなければ考え気づく機会も無いかもしれませんが、まず書店に本が並ぶには、営業をかけて本を注文してもらわなくてはなりません。

しかもほとんどの本は委託販売で、書店が買い取る場合はほとんどなく、たとえ書店まで本が行ったとしても、売り場のスペースは限られているし、棚の中に並んで埋もれ、売れないまま日々出版されている新しい本と入れ替わって返品される事がほとんどなのです。

自費出版を行なった場合、出版社のほとんどは製本した時点で利益を確定しています

出版した本の販売に力を入れるより、新たな出版希望者を探し、契約する営業に力を入れるのが営利団体としての自然な流れなわけです。


つまり自費出版の本とは、営業マンのいない商品を作る事だと踏まえておくべきではないかと思います。


新聞や雑誌などで「自費出版の原稿募集」という言葉を見かけ始めたのは、1990年代頃からでしょうか。

趣味で漫画や小説、絵本・詩・句・写真・画集などを製作している人は、次第に作品もたまり、書き溜めたものをまとめたい、正しく製本された作品として残したいと思うでしょう。そしてできれば多くの人に見てもらい、多くの人に認めてもらいたいと。


そういった人の増加と、インターネット媒体が生まれた事での出版不況が背景となり、自費出版を請け負う出版社のビジネスモデルが生まれたと言われています。


2000年頃からは、公募ガイド系の雑誌や、新聞広告などで出版賞の募集なども各出版者などで大々的に広告を出すようになり、自費出版のビジネスモデルは定着してきたような気がします。

それと同時に「新風舎」や「文芸社」などと自費出版にまつわるトラブルや訴訟問題も出てくるようになりました。


自費出版を受け付けている出版社は多くあります。それぞれ印刷編集などの出版費用の料金体系や販売方法は違います。

自費出版は、ニュースなどで訴訟問題が多く取り上げられていて、「文芸社商法」などと悪徳商法だと各所で言及されている事から、言葉自体に詐欺的なイメージが付き始めている部分もありますが、目的と費用を理性的に考えて納得のいく出版を行なう方法は確かにあります。


このサイトが自費出版を考えている人に有用な情報を提供できていればと思います。


小説自費出版の方法 ファンタジア長編小説大賞実体験

ファンタジー系の小説公募

小説を書いている人やファンタジー系小説のファンの中にもプロの小説家になりたい人や、自分の小説をたくさんの人に読んでもらいたいという欲求を抱えている人は多いのではないでしょうか。

自費出版では詐欺のまがいの危険があったり、自費で出版はしたけれど殆ど売れることなく返本されて買い取らなくてはならなかったりする事が殆どです。

プロの小説家になり多くの人に読んでもらうには実際に評価される作品でなければなりません。

そう考えると小説の大賞公募などで実力を認められて無料で出版される事のほうがむしろ現実的ともいえるでしょう。

携帯小説やブログで多くの読者をつかんだりして認められる方法もありますが、今回は実際に富士見書房のファンタジア長編小説大賞を切欠にプロの小説家になった「魔術士オーフェン」で有名な小説家、秋田禎信さんにインタビューした記事をGIGAZINEで見つけたので小説で自費出版や大賞公募でプロの小説家になりたいファンタジー系小説のファンの人も御覧になってみてはいかがでしょうか。

>>>BY GIGAZINE
>>>プロの小説家になるにはどうすればいいのか?「魔術士オーフェン」で有名な小説家、秋田禎信さんにインタビュー



記念誌・社史の自費出版1

記念誌・社史の自費出版


自費出版で書籍化する本には、記念誌や社史といったものがあり、本来の自費出版とは記念誌・社史などの限定された人に配布する為の出版方法と言えるでしょう。

記念誌を出版する発行者は、社史を刊行する民間企業のほかに、アルバム作成を行う学校や、医療機関、財団法人、宗教法人、大学のクラブやサークル、研究機関などでも企画があがる事があります。

公的な機関でも地方公共団体から政府まで何周年記念、設立記念、就任記念、退官記念など、何かを祝うような出来事や催しに付随して製作される事が多くあります。


記念誌・社史の自費出版は、発刊を企画する集団の規模や、催しの規模によって発行数が変わるので、出版費用がいくらかかるか一概には言えません。

最近では10冊単位から記念誌の自費出版を受け付けている出版社もありますが、書籍化で最も費用のかかる原稿の編集や校正までの製本作業は何冊でも同様に行われる作業で、流通販売コストが無く、少ないほど印刷コストがかからない事を差し引いても、発刊ロットが少ないほど一冊の単価は高くなる事になります。


また記念誌の自費出版をする場合、国立図書館などでも長く保存する事も想定して、一般的な本より上質な紙や製本技術を使う場合もあり、自分史や絵本小説などのほうが格安ですむ場合が多いと言えるでしょう。


自費出版で製本する記念誌が簡易的なものの場合、一冊のページ数が多いほうが部数を増やすより割高になる傾向があります。

つまり100ページで200冊製本する場合と200ページで100冊書籍化する場合では、100ページで200冊製本するほうが費用が格安ですむと言う事です。


記念誌や社史は記念の為に行う自費出版なので、費用の問題より確かな仕上がりが期待できる出版社に任せたいですね。

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自費出版の出版社2

自費出版出版社2


自費出版の出版社を一覧でご紹介します。


出版社名と短いコメント付きで、箇条書きにして大まかに見やすくしてみました。

順番は無作為です。新たに見つけたら追加しようと思います。


有名な出版社については、それぞれ掘り下げてページを作りますので、そちらもご覧下さい。


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まぐまぐ自費出版−東京

メルマガで有名な「まぐまぐ」。校正は何度でも無料で、原稿の編集をプロのデザイナーが手がけるという高品質と、1冊227円からという自費出版の出版社の中でも低価格が売りの自費出版。メールマガジンを使った独自のプロモーションから、「amazon(アマゾン)」などのWEB書店とリアル書店両方で流通販売。「本が売れる仕組み」を無料で提供。


・パブリック・ブレイン−東京

スタッフは編集者中心で、編集に力を注いでいる。


・北斗社(ほくほくBOOK)−東京

自費出版したい写真集を小部数から。編集の相談にも無料で応じているようです。


・新風舎

「新風舎・出版賞」などを企画して、自費出版を提案していた出版社ですが、2008年1月に民事再生法の適用が困難で破産へ向かっています。新風舎が自費出版の契約をし、未出版になっている人は約900人いて、その前受け金は10億円にも及ぶと発表されています。


・文芸社 

東京都新宿区に本社のある自費出版の出版社で、書籍の自費出版を目指す人に向けて、無料の出版相談会を東京・大阪・名古屋・福岡など各地で行い、文芸社本社のある東京近郊では無料の執筆出版相談会を行っています。
その他、文芸社本社では作家による、書き方講座も無料で行なわれているようです。
自費出版の出版社では、最大手といってよいのではないでしょうか。トラブルの話も多いですが、実際出版して職業作家になっている人も多くいます。


・角川学芸出版 

角川グループの一社で、「俳句」「短歌」「学問」「学術」「芸術」「教養」「教育」を中心としたカテゴリーの出版社で、上記カテゴリーの自費出版も手がけています。


・碧天舎

2006年4月に倒産した自費出版・協力(共同)出版の出版社で、詩歌などのコンテストを企画していた。自費出版の契約をして未出版のままになった人は、200人以上と大きな被害を出しました。



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自費出版の漫画 自費出版ニュース

自費出版の漫画 自費出版ニュース


自費出版の漫画が、多くの人に受け入れられたニュースを紹介して、自費出版や商業出版で漫画家デビューなど目指す人の励みにしてもらいたいと思います。


自費出版漫画でデビュー一つ目は、出版社などの業界圧力がまったくない漫画家の賞で、日本漫画家協会が主催選考している「日本漫画化協会賞」特別賞に、ははまのゆか氏の「2007 mamechan カレンダー」が選ばれたと言うニュースです。

この「mamechanカレンダー」は一コマ漫画で幼い日々の描写をしているスケッチ絵本のような自費出版漫画らしいです。

日本漫画化協会賞は漫画家がしがらみなく選考する事で斬新なアイデアを持つ漫画作品やちょっと変わった漫画家が受賞する事が多い賞で、賞金も協会会員の会費から出されているようです。

ははまのゆか氏も自費出版した漫画作品を、積極的に賞へ申し込んだ事で受賞して多くの人に認められるきっかけを作りました。

この行動力は自費出版で漫画家を目指す人だけでなくても見習いたいものです。
ちなみに賞金は20万円だったようです。


自費出版漫画デビューでもっと強烈なデビューをしているのが、東京のグラフィックデザイナー岡崎能士(たかし)氏が1998年に美大仲間で自費出版した雑誌に投稿していた「アフロサムライ」で、こちらはいきなりハリウッドで実写映画となるようです。

現在既に全米のテレビ網でアニメが放送され、最近ようやく日本のテレビなどでも取り扱われる事が増えたようですが、アメリカで漫画やアニメ化がされた為、アニメも字幕つきのアメリカアニメとして受け入れられているような感じです。


しかし漫画執筆が初めて、数百部という自費出版した漫画雑誌に掲載していただけなのに、アニメ制作会社の関係者の目にとまって商業化されるなんて、運命はどのようなきっかけで変わるかわかりませんよね。


このような例もありますから、漫画家を目指し自費出版する人や、小説や絵本で作品を書籍化しようとする人は、夢をあきらめず頑張りましょう!

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新風舎 破産続報 【自費出版トラブル・訴訟・被害】

新風舎破産手続きその後


2008年1月に会社更生法による経営再建を断念した新風舎ですが、同じ自費出版の出版社である文芸社が新風舎の事業を2月29日に譲渡契約によって受け継ぐことになって、新風舎は正式に破産することになったようで、その譲渡の金額は風説で4000万円程度だといわれています。

>>>新風舎が倒産手続 byGIGAZINE


問題になっていた新風舎が契約済みで書籍の発行がされていない約1000人分の契約も文芸社が引き継ぐようで、文芸社側は発行できなかった著者に対して、それぞれ新たな契約料金を提示するとのことです。

この出版希望者に提示される料金は「利益を見込まない最低の経費」と新風舎の保全管理人が語っていたようなのですが、文芸社はもともと自費出版したい著者に追加の料金を払わせて利益を取っているのだから、最低の金額はただの出版で、いろんな書店の店頭に置いたりする追加費用の営業すると考えられますよね。


新風舎の事業譲渡は、文芸社以外の出版社がすべて固辞した様に、出版費用のかからない商業出版で書籍化できる契約(作品)は、新風舎と契約していた人には無いと考えているのだと推測できます(勿論これは著者の能力ではなく新風舎のデタラメな経営体制の問題ですが)。

それを買った文芸社は、表面上“救済”のような事を言っていますが、当然利益を見込んでいるし、自費出版社の文芸社からすれば大きなライバルがいなくなって、自費出版業界で独占的な囲い込みのよいチャンスですよね。

一部では新風舎倒産を誘引した動きが文芸社の関係者の中にあったとも言われていますしね。


何にせよ、新風舎で被害を受け出版の機会を逃した人たちは、すでに戻らないことになった費用の為にも、この文芸社から提案される出版機会を無視することはできないでしょう。

そこで更なる被害にあわないで、出版の希望が叶ってほしいとおもいます。

漫画作家デビュー 幻冬舎新人漫画賞と原稿持込

自費出版 漫画 新人賞

幻冬舎には、漫画雑誌・WEB漫画雑誌を出版している「幻冬舎コミックス」という子会社があり、ネット上で「プチ読み」と呼ばれる立ち読みのように内容を見ることのできるサービスを行なっています。

「幻冬舎コミックス」の発行している「小説リンクス」「コミックバーズ」とジャンルの会う原稿があれば、東京の編集部にて原稿の持込なども受け付けていますので、問い合わせてみるのもいいでしょうね。

「幻冬舎コミックス」では、出版している各漫画雑誌などへの掲載を前提として「幻冬舎コミックス新人漫画賞」「リンクス新人賞」など、幾つかの新人漫画賞を企画して原稿を募集していますので、商業出版で即漫画家デビューを目指す人はぜひチャレンジしてみて下さい。

リアル鬼ごっこ・山田悠介の話【自費出版の雑学・こぼれ話】

自費出版のこぼれ話・雑学


こちらでは、カテゴリーに向かなかった自費出版に関係する話や、目にしただけの風説、真偽を確かめていない情報、雑学的な情報をお届けしようと思います。

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自費出版大手の出版社「文芸社」の欄で取り上げた、小説作家「山田悠介」氏の話です。

デビュー作となった「リアル鬼ごっこ」は「文芸社」から自費出版で販売されたわけですが、
この小説をかくまで、彼は文章を書いたり読んだり殆どした事のない引きこもりの少年だったそうです。

引きこもりだった「山田悠介」氏が、少なくとも自分から何かをやろうとしたという事で、自費出版の費用は親が出してくれたそうです。

どうやってその小説「リアル鬼ごっこ」が人の目に付き始めたのかわかりませんが、
「山田悠介」氏の日本語表現があきらかに間違っていたり、
不自然な状況描写が多くあったり、
テーマもストーリもーつじつまが合わないなど、
かなりひどい評価だったようです。

ただこれがこの「山田悠介」氏の小説「リアル鬼ごっこ」に関心がもたれる原点となったようで、
「どんなにひどい小説なんだろう」と興味を持つ人が続出したようです。

「日本一まずいラーメン屋」みたいなものでしょうか。

そんな関心が連鎖的に広まって波紋のように噂が広まり、ついに「リアル鬼ごっこ」は幻冬舎から商業出版されたそうです。

校正がされずに出版されたあたりは、自費出版を請け負った「文芸社」の編集作業がいい加減だからだろうと思うのですが、幻冬舎が商業出版するとき、その小説の特性として表現や文章がどのように変わったか、または変えない事にしたのかわかりません。

このような話のあった「リアル鬼ごっこ」ですが、累計100万部以上売れ、2008年には映画化されるようです。

自費出版もどのような形で人生を変えるかわかりませんよね。


自費出版の詐欺 訴訟 トラブル 自費出版商法とは?

自費出版を格安にする出版社・費用・販

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自費出版という言葉には、

詐欺やトラブル、訴訟という言葉が付いて回っています。


自費出版商法とは何なのか、

ここでは自費出版でのトラブルや訴訟、

詐欺
と呼ばれる事について考察してみたいと思います。

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自費出版を希望する場合に、費用を出版社側が50%程度を負担する「共同出版」という物があります。

しかし、「共同出版」「協力出版」という契約方法で、多額の見積もり料金を提示されたり、希望する形の製本が出来ていないなどの被害や、詐欺まがいの商法で出版社側と自費出版する著作者が、訴訟問題に発展して争う場合も多くあります。


まぐまぐ自費出版は、詐欺まがいの商法などで、トラブルの多い共同出版は一切行なわない方針で、出版に関わる費用のすべてを自費出版する著者が負担し、印刷・製本した本すべてが自費出版した著者のものという純粋な自費出版サービスで、詐欺などの自費出版トラブルの被害が出ないスタンスを明示しているという一点では安心感があります。


自費出版に関係する訴訟・トラブル・被害は、1990年代に出版社が自費出版をビジネスモデルとして行ない始めた頃からありました。


自費出版の訴訟トラブルなどが多く出始めたのは、「新風舎」が「新風舎出版賞」を企画して原稿を募集し始めた1996年頃からで、大手新聞広告などで掲載された事もあって、応募者が出版社を信用しやすい点も一つの原因ではないでしょうか。


自分の作品を多くの人に見てもらい認められたい、そんな夢と、豊かな印税生活を期待する気持ち。大賞をとれなかった著者にとって、その賞を主催している出版社から「大賞は逃したが、あなたの作品は埋もれさせるには惜しい」などと持ち掛けられれば、殆どの人は出版する事に前向きになるのではないでしょうか。
それが自費出版に関係する訴訟・トラブル・被害を生みだす根幹となります。

人は夢が実現するような魅力の前で、現実的な判断は狂いやすい状況にあります。自費出版するリスクはぼやけ、詐欺的な契約内容にも気づきにくいかもしれません。


自費出版で詐欺やトラブルにならない為に、何を踏まえておかなければならないでしょう?


自費出版を中心に行なっている出版社というのは、大前提として会社で営利団体ですよね。

営利団体であるという事は、会社の事業は利益を出さなければなりません。

自費出版とは基本的に流通させても、利益をだす可能性が低い出版物です。

利益が出ないものに出版社が料金の一部を出す事は考えられません。会社が事業を継続できなくなりますからね。

それではどうやって利益を生み出すか。

出版したがっている人に自費出版で編集から製本・販売までかかる出版費用のすべてを負担してもらい、さらに会社の利益を上乗せしなければならないという事です。


著者が自費出版して本を販売する事で、本人は印税で回収しようとするでしょうが、出版社側は製本して出版できる段階になった時点で利益が出ていなければビジネスモデルとして成立しないのです

出版社側が訴訟を起こされ、トラブルになっている点は、製本されたものの品質が悪かったり、編集がいい加減であったり、書店に並ばないといった契約内容との相違ですが、そういった経費をかけていては収益が生まれないのです。

商業出版されているものは、販売される数が増える前提で出版しているので経費を回収できますけど、自費出版は売れることを前提としていないのです。


出版社が出版契約にもっていくために、この点を巧妙に営業することは容易に想像がつきますよね。


自費出版の訴訟で著者側が訴える点で、書店に並ばないという点もよく言われていることです。

「自費出版とは」の項目で書きましたが、書店に並べるという行為自体の捉え方も、出版社側と著者の間の捉え方に違いがあり、そこがトラブルの要因の一つでもあるとも考えられます。


自費出版商法で有名な「新風舎」は倒産の方向になっていますが、自費出版の大手出版社では「文芸社」という出版社が未だ事業継続していますし、他にもたくさんの会社があります。



これから自費出版を考えている人は、詐欺的なことや訴訟トラブルにならないように、自費出版とは何なのかを客観的に捉え、慎重に出版契約を行なっていただきたいと思います。

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自費出版の出版社(東京他)

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自費出版の出版社を一覧でご紹介します。


出版社名と短いコメント付きで、箇条書きにして大まかに見やすくしてみました。

順番は無作為です。新たに見つけたら追加しようと思います。


有名な出版社については、それぞれ掘り下げてページを作りますので、そちらもご覧下さい。


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幻冬舎ルネッサンス−東京

幻冬舎子会社でライブドアブログからの書籍出版を行なう「ライブドアパブリッシング」の共同出資出版社。自費出版の悪評を払拭する事を念頭において、一つ一つの作品と徹底的に向き合って編集・出版する事を掲げています。


・亜璃西社(ありす)Alice Inc.−北海道−

書籍の編集業務を主としている書籍自費出版社で、年史・記念誌などの企業出版、新聞や雑誌の記事作成などを行なっています。自費出版をしたい人には原稿内容の編集作業から、印刷所とのやり取りまでをサポートしてくれます。


東京図書出版会−東京

自費出版の書店流通費用が500部80万円ほどの見積もりから、内容によって更に格安になるようです。


・牧歌舎

自費出版の出版社の中で自己配布する部数の少ないものから、書店流通型まで対応。原稿の補正などの編集も行なう。アマゾンなどのサイトで検索にもヒットする。東京・大阪などにも拠点がある。


・Hon'sペンギン−東京

小説やエッセイ、詩集、写真集、画集、自分史・自伝、絵本、同人誌など幅広いジャンルの自費出版に対応している出版社。


・じゃあそれで堂−兵庫

最小50部、料金は低価格格安・11万円(一冊約2000円)から自費出版の見積もりが可能。原稿の企画からアドバイス。販売は「amazon(アマゾン)」などのネット販売で流通。長期間の販売が可能。


・Culture Publication −東京

自分史を一つの日本の文化に」がモットー。自費出版の出版社の中で特に自分史に関しては、信頼を得ている。回想療法士が監修・作成し、インタビュー形式による自分史プランを行なっている。自分史は作りたいが自分で文章を書くのが面倒、苦手という人に特化。


・村田博芳堂

真心こめた自費出版の手伝いをモットーに、自費出版したい人の原稿の一部を預かって、数頁の組見本を無料で進呈してくれるらしい。


・ブックワークス−東京

少部数の個人自費出版から書店流通まで対応。出版社ならではのノウハウで編集・製本を行なう。原稿から編集製本への前段階のアドバイスを「自費出版アドバイス」の無料配布にて行っている。
自費出版に関することに、無料で相談に乗ってくれるようです。





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